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シリカエアロゲルの歴史


・エアロゲルの誕生

エアロゲル歴史は1931年にスタンフォード大学のキスラーによる報告が最初です。エアロゲルは「ゲル骨格を保ったまま内部の液体を気体に置き換えられるか」という課題から誕生しました。


・エアロゲルの進化

その後研究開発が進み、1960年代に作製時間・手間の短縮が可能になりました。1980年代にはシリカエアロゲルの透明断熱料としての応用を目指した研究が始められ、様々な特性向上のための作製方法の検討が行われはじめました。その後、特殊用途には採用されはじめたものの一般向けの応用へはなかなか進みませんでした。



・ティエムファクトリのシリカエアロゲル「SUFA」

エアロゲルモノリスは多くの特性があるものの、現状では様々な課題から一般用途には至っておりません。

この課題を解決しモノリスを普及することが、当社のシリカエアロゲル「SUFA」の目標の一つです。その目標の為に当社では研究開発を進めております。


シリカエアロゲルはすでに誕生から100年近く経っています。

長い間有効に活用しきれなかったこの素材を普及できるよう、当社は引き続き取り組んでいきたいと思っております。



▼参考文献

・エアロゲル.jp(https://www.aerogel.jp/)   

・田尻耕治、「シリカエアロゲル及びその修飾体の作製と構造及び熱的・機械的物性評価に関する研究」、名古屋工業大学学術機関リポジトリ、P3-4、2002


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